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地震を示すスペイン語(チリ語)

 今週の月曜日(2017年4月24日)の夕方、大きめの地震がありました。

 

 チリで大きな地震が起きると、日本にも津波が及ぶかも?という懸念から報道がされるので、チリが地震大国ということは多くの方がご存知だと思います。今回の地震も、「日本への津波の心配はありません」、というかんじで報道されたらしいですね。

 

 今回の地震で、地震大国のチリでは「地震」という言葉を現すのにいくつかバリエーションがあると学んだので、記事にしてみました。

 

 地震を示す言葉は以下の3つ。順にご説明します。

  1. Sismo
  2. Temblor
  3. Terremoto

 

  1. Sismo

    これは広く地震一般を指す言葉。sismology=地震学、など、科学的な用語としても使われます。temblorもterremotoも含む概念。

     地震国、という表現としてpais sismicoというようです。

     

     

     このツイートは、チリは地震国だけど、今にはじまったことじゃないし緊急システムもちゃんと働くはず(だから問題ない)と言っていますね(アカウント自体はRh-の人に献血を促すもののようです)。

     

  2. Temblor
  3. Terremoto 

    Temblorは比較的小さめの地震に対して使われる言葉。ツイッターの地震情報アカウントの名前として使われていることが多いです。

     

      これに対して、terremotoは大きめの地震に対して使われる言葉。チリ人に聞いたところ、M7以上ぐらいからterremotoかな、とのこと。

     

     今回の地震も、ニュース番組が地震一色になったり、すぐに解除されたとはいえ津波警報が出たりしたなかなか大きめの地震でしたが、報道でも人々の間の「地震のときどうだった?」のような会話でもtemblorが使われていました。マグニチュードはチリ政府によると6.9、アメリカの機関によると7.1でしたが、目立った被害もないし、何より地震の間何かに捕まっていないと立っていられない、というほどの強さでなければterremotoとは呼ばないそうです。

     

    [https://twitter.com/temblor/status/858063918454800384:embed#Se ha vuelto más probable que ocurra un terremoto de M~8.3 en Chile | https://t.co/1twVj9WIVY https://t.co/VyQObLrtlx via @temblor

     

     最大でM8.3の地震が発生する可能性が高まっている、というツイートです。M8.3の大きなものだとterremotoが使われるのですね。

 

  ショッピングモールなどにあるエレベーターには、日本同様「地震の際は使用しないこと」という注意書きがありますが、ここではsismoが使われていました。大小に関わらず、なのでsismoが使われているのでしょう。

 

 以上、地震を表す言葉についてでした。

 自分のためにも、こうした緊急事態のときに分かると便利なスペイン語を調べて今度記事にしたいと思います。

 それでは。

 

 

チリのアパート事情その1〜コンシェルジュさんのお仕事〜

 スペイン語の挨拶を書いてるときに、挨拶する相手としてアパート(日本でいうマンション)のコンシェルジュさんが登場しているので、彼らのことについて書いてみたいと思います。彼らの存在は、日本のマンションとの大きな違いだと思うので。といっても、私は日本でずっと実家(一軒家)住みだったので、日本のマンション、の認識も間違ってるかもですが…。

 

 チリのアパートには24時間365日コンシェルジュさんが常駐してます。大体エントランスホールにコンシェルジュさんのデスクがあります。私も彼らの仕事を全部知っているわけでは当然ないのですが、とりあえず

  1. ドアの解錠
  2. 訪問客の取次
  3. 荷物・郵便の受取
  4. 家の修理等の受付

をしてくれています。

 

1.ドアの解錠

 チリのアパートは、エントランスホールに入るための最初のドアが電子ロックで施錠されています。鍵、カードキー、指紋認証など解錠パターンはいくつかありますが、住人として顔を覚えてもらえると外から帰ってきてドアの前に立つだけで開けてくれます。荷物を持っていると物理的にドアを開けに来てくれる紳士な人が多いです。チリ人なので9割プーさん体型ですが(チリ人男性はほぼ全員背が低めのちょいぽちゃ以上です)中にはスリムなイケメンもいます(笑)

 

2.訪問客の取次

 自分の家以外のアパートを訪問する場合、まずベルを鳴らすなどしてコンシェルジュさんにドアを開けてもらいます。訪問先のアパート番号を言って連絡してもらい、エレベーターに進むことができます。その際パスポート等身分証の提示が求められる場合も。自分に訪問客が来たときのコンシェルジュさんからの容赦ないスペイン語電話はまだちょっと苦手です(笑)その際のスペイン語はまた今度。

 ちなみに自分のアパートでも住人として認識してもらえるまでは鍵を持って入ってもどこの部屋?と聞かれます。まあ警備の必要上当然でしょう。

 

3.荷物・郵便の受取

 郵便や本人確認が必要でない荷物はコンシェルジュさんが受け取ってくれます。本人確認が必要でも然程厳格じゃない場合電話がきてそれで終了、な場合も。時間指定配達なんてサービスが全く存在しないのは、コンシェルジュさんが常駐していていつでも受け取ってくれるからというのも大きな要因だと思います。あとは配達なんて時間がかかって当たり前という認識を全国民が持っている(持たされている?)からかも。郵便局にあたる会社の配達も遅いし税関が頻繁にストを起こすので海外から通販で買ったものなどはかなり時間がかかります。

 

4.家の修理の受付

 これまでトイレタンク内の備品交換とカーテンレールの取付をしてもらったことがありす。もちろんお金は払いますが、値段が決まってるわけではなくその場でこれくらいかなあ?という感じで言われます。まあそこは信頼関係ですね。


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 向きが縦向きになっちゃってますが、カーテンレール取付時の写真。椅子に乗った上でさらに爪先立ちで作業してくれてます(笑)

ちなみにカーテンレールというか、正確にはカーテン用のバーで、カーテン自体にかなり大きなハトメがあって、その中にバーを通す感じで、全く滑らかには開閉できないようなもの。でも取付取外しが簡単なので洗濯等はしやすいです。

 

 コンシェルジュさんは皆フレンドリー。私の拙いスペイン語も根気よく聞き取ろうとし、またゆっくりと話してくれます。

 

 スペイン語がわからなくても、とりあえず前の記事でご紹介した、¡Hola, buenas!を笑顔で言うことが良好な関係を築く第一歩です。

スペイン語〜挨拶②:別れの挨拶〜

前回は出会いの挨拶だったので、今回は別れの挨拶です。

 

 まず出てくるのがAdiosだと思いますが(私だけ?)チリではあまり使われません。

 

 この先長いこと会わないことがわかっている場合に使われる挨拶だそうで、逆にAdiosで挨拶をすると「もう会いたくない」ということを含意してしまうこともあるのだとか。

 

 そんなわけで、一番使う別れの挨拶は

 

Chao.(チャオ)

 

 イタリア語なイメージでしたが少なくともチリでは家族・友人間で頻繁に使われます。

 家族・友人間で次に使うのが

 

Hasta mañana.また明日。

(アスタ・マニャーナ)

Hasta la proxima semana.また来週。

(アスタ・ラ・プロクシマ・セマーナ)

 

 次にいつ会うかわかっている場合ですね。Hastaはuntil やtillと同じ意味です。

 ちなみに、NのうえににょろにょろのついたÑはニャ、ニュ、ニョの音になります。エルニーニョ現象のニョとか。

 次に具体的にいつ会うかわからないけど、近いうちにまた会うような場合、もしくは近いうちに会いたいね、という気持ちを込めた挨拶としては次のものがあります。

 

Hasta pronto.(アスタ・プロント)

Nos vemos.(ノス・ベーモス)

 

 prontoはすぐに、という意味。英語のSee you soon.と同じですね。

  Nos vemos.は直訳するとWe see each other.また会うよね=また会いましょう、という感じです。

 

 もう少しフォーマルなのが

 

Hasta luego.(アスタ ルエゴ)

 

 See you later.ぐらいの感じです。お店で買い物をした後、訪問したマンションを出る際にコンシェルジュさんに、など、知り合いとも言えないような人に対して言うことが多いです。

 

 さらに、

 

Que te vaya bien.

(ケ・テ・バーヤ・ビエン)

Que tenga(s) un buen día.

(ケ・テンガ・ウン・ブエン・ディア)

 

 というのもあります。

 一つ目はI wish that everything goes well with you.と同じ感じ。物事がうまく行きますように!という意味です。

 二つ目は良い一日をという意味。

 

 I wish にあたる部分は省略されており、thatにあたるqueから始まっています。

 

 一つ目はそのあとに

te: あなたにとって(目的格代名詞)

vaya bien: うまくいきますように

となっていて、主語にあたるものが定型文なので周知のこと、として省略されています

 二つ目は、日本語で「君」と呼び合うような親しい仲の場合動詞がtengas、「あなた」と呼ぶようなフォーマルな関係な場合tengaとなります。

 

 、チリ人はこの二人称Túのときの動詞の活用のsをきちんと発音しない傾向があるので音としては変わりません。それに自分で言う場合丁寧な方を言っておいたほうが無難なのでsなし発音で覚えてしまえばいいと思います。

  発音に関してもう一つ。vayaのyの発音ですが、国によってはバージャだったりバーシャだったりします。同じことはyだけでなくllでも起こります。チリはジャが半々ぐらいでしょうか。この挨拶表現だとが多い印象です。お隣アルゼンチンだと完全にシャになります。

 

 ちなみに、先に相手が言ってくれた場合、

 

Igual a usted.

(イグアル・ア・ウステッド)

 

 と返せばあなたもね、という意味になります。Igualを省略してA usted.だけで言うことも。

 

 他にも色々とバリエーションはありますが、最低限これだけで生活できます(できてます)というスペイン語挨拶集でした。

 

それでは。

スペイン語〜挨拶①:出会いの挨拶〜

チリの公用語

 チリは南米の国。スペイン語が公用語です。英語が話せる人は珍しいです。

 南米ほとんどすべての国がスペイン語が公用語で、フランス語、イタリア語、ブラジルのポルトガル語は勉強しなくても聞き取りができ、自分はスペイン語で喋れば相手もかなり理解してくれるのだとか。うらやましい(でも実際私もブラジルのポルトガル語がなんとなくわかるようになってきています)。

 同じスペイン語といっても、スペインのスペイン語と南米のスペイン語には違いがあって、スマホの言語なんかもスペイン語(スペインスペイン語(アメリカなんて分けられてたりします。南米のなかでも国によって発音や言い回しに特徴があり、ことチリについては、「世界で最も奇妙なスペイン語を話す国」なんていう紹介がされたりもします。実際本屋さんには「基本のチリ語」とでも言うような、チリ特有の言いまわしやスラングがまとめられたような本が売られています。


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 この本のタイトルにもなっている¿Cachái?(カッチャイ?)は本当に頻出。わかるでしょ?you know?くらいの意味合いで、2分に一度くらいのペースでよく使われます。

 

 このあたりのスラングや国ごとの特徴はまた別の機会にご紹介することとして、まずは少しずつ、自分のなかでの整理も兼ねてスペイン語について書いていきたいと思います。超基本から書いていくので、ご存知の方は読み飛ばしてくださいね。

 

スペイン語の挨拶①:人に会った時の挨拶

 さて、タイトルにあるように、まず大切なのが、挨拶です。海外旅行の本とか語学の入門本とかでも一番最初に出てきますよね。チリでは、お店に入るときに必ずお店の人に挨拶します(お店の人も勿論挨拶してくれます。どのタイミングで言えばいいのかちょっと掴むの難しかったりするのですが)。会釈では挨拶したことにならず、きちんと声に出して言うことが大切です。なので、日本にいるときよりたくさん挨拶してます。

 

 最初に一覧にしてみると

Hola.(オラ):時間問わず

Buenos  días.(ブエノス ディアス):午前中

Buenas tardes.(ブエナス タルデス):午後

Buenas noches.(ブエナス ノチェス):夜

 

 カタカナで発音書いてありますが、カタカナ英語なんかと違って、ホントに大体この通りで伝わります。発音いいね!なんて驚かれたりします。HolaのHは発音せずオになるなど、全部が全部ローマ字読みになるわけではありませんが、英語と違ってこのつづりからなんでこんな発音になるんだ?!ってことは少ないです。

 

 スペイン語には男性名詞、女性名詞の区別があり、例外もありますが通常、oで終わる単語は男性名詞aで終わる単語は女性名詞になります。

 挨拶では早速例外のdía(aで終わるのに男性名詞)が登場しています。朝の挨拶ではこれがdíasと、複数形になっているので、英語のgoodにあたる形容詞buenoも複数形になってBuenosとなっています。

 tardesとnochesはどちらもtarde(午後)とnoche(夜)の複数形で、これらは女性名詞になります。なのでbuenoがbuenaに変化し、更に複数なのでbuenasとなっているのです。

 

 男性/女性の変化、単数/複数の変化は高校から勉強していたフランス語でも一緒なのですが、やはり日本語にも英語にもない文法でまったく慣れていないので、話すときにいちいち上のプロセスを頭のなかで考えているので本当にたどたどしい話し方になってしまいます。

  それに時間帯によって挨拶が変わるので、中途半端な時間はどちらを言うべきか迷います。まあ明らかにスペイン語母語話者の顔をしていないので、間違っても気にしない、開き直ることがが大切だったりします。たくさん間違って恥をかいた方が印象にも残りやすいですし。それに、実際に外出して一番使うのは、

 

¡Hola, buenas!

 

 これだけ。

 

 朝でもbuenasのままオラ、ブエナス!と明るく言えばオッケーです。

 

 友人・知人以外に対しても挨拶するべきシーンは

  1. エレベーターで他の人がいたときに
  2. マンション出入りの際、管理人さんに
  3. お店の中に入るとき、入口のセキュリティの人、もしくは近くにいる店員さんに
  4. スーパーで、自分のレジの番が来たときにレジの係の人に

 

…とこんなところでしょうか。なるべくアイコンタクトをしながら挨拶することが大事です。

 

 ちなみに、スペイン語には夕方の挨拶のGood evening.とおやすみなさいのGood night.の区別がなく、どちらもBuenas noches.になります。そもそも出会いの挨拶としてBuenas noches.を言うのになんとなく変な感じがするうえ、真夏は21時過ぎても明るいので、Buenas noches.と言うのは本当に違和感があります。

 それと、昼寝するときにも真っ昼間からBuenas noches.これは英語もですが、この感覚はまだちょっと慣れません。日本語のおやすみなさいって便利な挨拶だなあと思います。

 

 以上、人に会ったときのスペイン語の挨拶でした。

チリ情報

 今日は私がいま住んでいる国、チリについて少しご紹介したいと思います。

 

 チリは南米の太平洋側、細長〜い国。

日本も南北にのびてますが、その倍はあります。
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Google でこんなのが候補に出るほど。

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「どうしてチリはそんなに」

もしかして:

長い/細い/リッチ/物価が高い/細長い

 

 北部の砂漠から、南部パタゴニアの氷河(そして領有権を主張しているチリ領南極)まで、自然や気候はさまざまです。

 各地の特色などは、旅行に行った際などにおいおいご紹介したいと思います。

 

 外務省の情報だと、チリの面積は日本の約2倍。でも人口は2014年時点の情報で1,776万人のみ。その85%が都市部に住んでいるので、それ以外は広大な自然が広がっていることになります。

 

 主要産業は鉱業(特に銅)、農林水産業、製造業(食品加工、木材加工)。日本でもチリ産レモンとかサケとか目にすることがあるんじゃないかと思います。山の方に行くと木材用にきれいに整列して植林された山をよく見ます。

 

 あとは有名なのがワイン🍷

 手頃な価格で味が良いらしく、日本にもたくさん輸出されています。昨年あたりに消費量でフランス産ワインを上回ったとか。

 スーパーでもワインの列はかなり充実してますし、ワイナリーも、ワイナリーツアーもサンティアゴから日帰りできるものだけでもたくさんあります。

 

 太平洋に面していますが、東側の国境をなしているアンデス山脈の急斜面が海底まで続いていて、すぐに深くなってしまい、水も冷たいのであまり海水浴には向かないそうで、泳ぎたい人は海のすぐそばのプールからもしくは湖に行くそうです(そのほうが水が温かいんだとか)。

 

 日本同様環太平洋火山帯に国土がしっかり乗っかってますが、2つのプレートがぶつかっているだけなのでさほど地震は多くありません。4ヶ月くらしてかろうじて体感したのが一度だけ。海沿いのエリアからもすぐに高いところに上がれるので(かなり急斜面の坂道です)大地震があっても津波の人的被害は少ないそうです。

 火山帯なので、日本ほどではないにせよ有名な温泉もいくつかあります♨

 

 Google検索の他の候補のリッチ/物価が高い、は南米のなかでは経済が好調だからだと思います。チリは現在南米で唯一のOECD加盟国で、労働者の権利なんかは日本よりも手厚く保護されています。

 チリでの人々の働き方は色々と驚くことが多いので、こちらも別の機会にご紹介したいと思います。

 

 それでは。

 

ブログ開設。

 はじめまして。

 昨年10月から南米のチリ、サンティアゴで生活しています。

 

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 チリに来た当初はスペイン語もろくにわからなかったのですが、スペイン語のクラスを受け、こちらでの友人・知人の容赦のないネイティブ会話に囲まれるなかで最近ようやくニュースやドラマの単語等も拾えるようになってきました。

 

 家の必要なものの買い物も、当初は逐一Google翻訳して質問したり、その答えも聞き取れないので店員さんにタイプしてもらったりでしたが最近は店員さんやアパートのコンシェルジュの人ときちんとした(?)会話でいろいろなやりとりができるようになってきています。

 

 このブログでは、日々の生活の様子や、スペイン語の勉強状況、チリの季節行事などを、自分の覚書として書き留めていきたいと思います。

 

 チリ、もしくは南米に興味ある方に楽しんでいただければ嬉しいです。 

 それでは。