チリ情報

 今日は私がいま住んでいる国、チリについて少しご紹介したいと思います。

 

 チリは南米の太平洋側、細長〜い国。

日本も南北にのびてますが、その倍はあります。
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Google でこんなのが候補に出るほど。

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「どうしてチリはそんなに」

もしかして:

長い/細い/リッチ/物価が高い/細長い

 

 北部の砂漠から、南部パタゴニアの氷河(そして領有権を主張しているチリ領南極)まで、自然や気候はさまざまです。

 各地の特色などは、旅行に行った際などにおいおいご紹介したいと思います。

 

 外務省の情報だと、チリの面積は日本の約2倍。でも人口は2014年時点の情報で1,776万人のみ。その85%が都市部に住んでいるので、それ以外は広大な自然が広がっていることになります。

 

 主要産業は鉱業(特に銅)、農林水産業、製造業(食品加工、木材加工)。日本でもチリ産レモンとかサケとか目にすることがあるんじゃないかと思います。山の方に行くと木材用にきれいに整列して植林された山をよく見ます。

 

 あとは有名なのがワイン🍷

 手頃な価格で味が良いらしく、日本にもたくさん輸出されています。昨年あたりに消費量でフランス産ワインを上回ったとか。

 スーパーでもワインの列はかなり充実してますし、ワイナリーも、ワイナリーツアーもサンティアゴから日帰りできるものだけでもたくさんあります。

 

 太平洋に面していますが、東側の国境をなしているアンデス山脈の急斜面が海底まで続いていて、すぐに深くなってしまい、水も冷たいのであまり海水浴には向かないそうで、泳ぎたい人は海のすぐそばのプールからもしくは湖に行くそうです(そのほうが水が温かいんだとか)。

 

 日本同様環太平洋火山帯に国土がしっかり乗っかってますが、2つのプレートがぶつかっているだけなのでさほど地震は多くありません。4ヶ月くらしてかろうじて体感したのが一度だけ。海沿いのエリアからもすぐに高いところに上がれるので(かなり急斜面の坂道です)大地震があっても津波の人的被害は少ないそうです。

 火山帯なので、日本ほどではないにせよ有名な温泉もいくつかあります♨

 

 Google検索の他の候補のリッチ/物価が高い、は南米のなかでは経済が好調だからだと思います。チリは現在南米で唯一のOECD加盟国で、労働者の権利なんかは日本よりも手厚く保護されています。

 チリでの人々の働き方は色々と驚くことが多いので、こちらも別の機会にご紹介したいと思います。

 

 それでは。